Blog (Before- & Afterimages): Lecturesアーカイブ

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展示の評価
 ここは担当教員という監督者の側の担当事項を主に書く場であるが、展示空間・展示物についての総合的な評価を記しておきたい。
 トポフィリ展の報告書が本日研究室に提出されたので、そこにわたしが書いた最終総括の抜粋を掲載します。

1. 展覧会制作の趣旨
 本展覧会は大学院授業「表象文化論実験実習」の成果である。この授業の目的・趣旨についてはシラバスに次のように記載した。

トポフィリ展カタログ情報

展覧会ブログの記事で案内中。
展覧会へ来場しなくとも入手可能。
詳しくは→ 展覧会ブログ記事

なお、トポフィリ展は明日30日まで。

「トポフィリ――夢想の空間」展

期間:2011年7月20日(水)-30日(土)11:00-17:30(入場は17:00まで)※26日(火)休
会場:東京大学駒場キャンパス1号館時計台内部空間(6階)及びそこに通じる螺旋階段(3-6階)

以下の画像のうち、作家・作品名・所蔵者をあげた対象については、「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。
by-nc-nd.pngのサムネール画像

DSC01772.jpg
時計台。窓から覗くものたち。

DSC01807.jpg
螺旋へ。

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踊り場。

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渦巻き。

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会場風景。
手前の棚の上:内林武史《軌道終生》、左手奥:内林武史《結晶製造器》、右窓際:ガラスびん(びん博士コレクション)。

DSC01821 - バージョン 2.jpg
地脈。

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佇む白いものたち。

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二人。
ガラスびん(びん博士コレクション)。

DSC01778.jpg

「トポフィリ――夢想の空間」展

大学院・表象文化論実験演習Ⅰの成果です。
東大駒場キャンパス1号館時計台は通常は内部見学ができません(1日のみの一般公開以外は申請が必要)。そこに入ることのできる貴重な機会でもあります。

期間:2011年7月20日(水)-30日(土)11:00-17:30(入場は17:00まで)※26日(火)休
会場:東京大学駒場キャンパス1号館時計台内部空間(6階)及びそこに通じる螺旋階段(3-6階)

会場である時計台の最上階6階からの見晴らしは格別ですが、そこにいたる螺旋階段も瀟洒です。ただ、1号館3階から狭い階段を3階分上る必要があることにご留意ください。
会場に冷房はありませんが、作品に影響がないように配慮しつつ、窓を開けます。6階の高さを吹き抜ける風はさわやかです。

展覧会趣旨:
本展覧会は、フランスの哲学者ガストン・バシュラール(1884-1962年)の著作『空間の詩学』(1957年)に基づき、そこで述べられている思想の空間化を目的とした展覧会である。
バシュラールはこの著作で数々の詩作を引きながら、家、貝殻、抽出、ミニアチュールなど詩的イメージを喚起する「空間」について研究し、そこから生まれる 想像力の拡散、集中→螺旋運動を解き明かす。この生きられた空間において夢想するコギトの探求を、バシュラールは「トポフィリ(場所への愛)」と名付け る。
バシュラール自身は、この探究を主に詩を引くことで行っているが、本展ではそれを空間化し、来場者が感覚を通して理解し体感できる空間をつくりだすことを 目的としている。これは、人文知のアウトプットの技法のひとつとして展覧会の可能性を探る試みでもある。本展は、この「トポフィリ」をめぐる思索に形を与 え、さらに来場者を各々の「内密の空間」へとみちびく運動をつくりだすことを試みる。いわば空間に詩を刻印する試みである。ひとの感覚を介して伝わる「詩 的イメージ」に牽引される想像力の運動は、展覧会という場所で感覚を通して実現されることになる。それ自体が「詩的イメージ」を喚起し得る場所である,時 計台内部と螺旋階段において、想像力のダイナミックな運動を実感して頂きたい。

特別出品: 内林武史高田安規子・政子、谷本光隆、びん博士(五十音順)

観覧料金: 無料

予約: 予約優先となります。予約なしでもご入場いただけますが、混雑時にはお待ちいただく場合がございます。詳しくはこちら本展ブログをご覧ください。予約は下記のアドレスまでメールでお願いします。
[blog]http://d.hatena.ne.jp/bachelard2011/
[twitter]topophilie
[e-mail]topophilie@gmail.com ←予約はこのアドレスまで。

関連プログラム:
展覧会の関連プログラムとして、会期中に劇作家、岸井大輔氏(劇作家/一般社団法人PLAYWORKS代表)を招きワークショップ及びトークイベント、「芸術ジャンルに潜在する、愛と空間を探ってみる・プロローグ」を開催します。
[参加料]ワークショップ・トークイベント、ともに無料
[日程]7月20日(水)、22日(金)、26日(火)
各日2セッション
セッション1 14:30-16:10
セッション2 18:00-19:30
[予約方法]メールにて受付。詳細はワークショップブログをご覧下さい。
[ワークショップblog]http://d.hatena.ne.jp/topophilie-ws/

主催:
東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻
表象文化論コース表象文化論実験演習Ⅰ(田中純教授)ゼミ生一同

協力:
東京大学駒場博物館


topophilie_poster_03.jpg

ポスターのダウンロードはこちら

フライヤーのダウンロードはこちら


本年2月20日に行なわれたシンポジウム「空隙としての白井晟一」のためのレジュメ「白井晟一の想像力──ΝΟΛビルと原爆堂計画を中心に」をPDFで公開します。
田中レジュメ.pdf

「冥府の建築」(QTmovie)

講義で用いたパワーポイント・スライドをQTムービーにしました(サイズ修正:8M)。クリックで進みます。
2010年10月2日に行なわれたトークイベント「建築の際」第7回「映像の際」で用いたスライド(画像なし・PDFに変換)です。→
20101002田中アウトライン.pdf
2010年8月5日に東京大学オープン・キャンパス(駒場)で行なった40分の模擬授業「イメージの自然史──イメージの生命/生命のイメージ」の資料です(パワーポイントのスライドをPDFに変換)。
→資料:20100805OCTANAKA.pdf
そのなかの一枚です。
Slide0022.jpg

《un-fold》vol.1.「雑誌」と「時」----語り直される時間
(「fold」創刊記念トークイベント)

2009 年7 月25 日( 土)18:00 〜 21:00 
於 東京大学駒場キャンパス18 号館ホール

【入場料】
1000 円(特別割引900 円) 参加者には「fold」創刊号(通常1000 円)を1 冊贈呈。

受付は17時、開場は17時30分から。
当日券は17時から販売。

詳しくはこちら
国立西洋美術館で次の展覧会が開かれています。

《かたちは、うつる──国立西洋美術館所蔵版画展》
2009年7月7日(火)〜8月16日(日)

これに関連して、講演会で話します。

2009年8月1日(土) 14:00〜15:30
田中 純[東京大学大学院准教授]
「情念の形態学──アビ・ヴァールブルク「ムネモシュネ」の解読」
参加方法
会場:  国立西洋美術館講堂(地下2階)
定員: 先着145名(聴講無料。ただし「展覧会」の鑑賞については別途観覧券が必要です。)
当日12:00より、館内インフォメーションにて聴講券を配付します。
なお、会場の講堂へは企画展改札(地下1階)を通過する必要があり、聴講券のみで通過いただけるのは13:30以降となります。(開場時間は各日共13:30)

定員になることはないと思いますが、聴講券を確保したい方は連絡をください。お名前を担当者に伝えておきます。

追記:この記事に対する「コメント」の本文部分(「コメント」の欄)に氏名を書いて投稿してください(電子メールなどは不要)。コメント(つまり投稿者の名前)は公開されません。

今日のコマプレス

今日の、と言うか、ここ数日のコマプレス
「資料室」として、かなり重要なデータが公開されている模様。

ここに登場するエドワード・タフティの書物は確かに「美しい」。
そこにも数多く使用されている図版が地図。
地図を眺めて飽きない──その情報集積と圧縮の技術は恐らくいろいろな形で転用可能だろう。

中谷治宇二郎

大学院「エディトリアル・デザイン研究」ゼミで、ジョルジュ・バタイユが関わった雑誌『ドキュマン』の発表をしてもらう。
1930年に縄文土偶の記事をJiujiro NAKAYAが寄稿している。

nakaya.jpg

中谷治宇二郎──「雪博士」中谷宇吉郎の実弟。早世した考古学者である。
2001年には東大でも展覧会があった。

コマプレス

とは何か?
興味をもったら即、ブログへ。

 一瞬、「コスプレ」に見えた。

Website

Profile

田中 純
東京大学大学院総合文化研究科・教授
TANAKA Jun, Ph.D.
Professor
The University of Tokyo

Profile (日本語)
Profile (English)

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ReaD English

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